脇腹は、体のどのあたりか
脇腹は、脇の下から腰骨にかけての、体の横側です。肋骨の下の部分は、骨の守りが少なく、筋肉と皮膚でできています。胸と腰の間のくびれのあたりが、とくに触れられやすい場所です。
脇腹は、くすぐったい場所の代表格として知られています。脇の下、足の裏、ひざの裏、首すじなどと並んで、くすぐったく感じる人が多い場所です。
感じ方の個人差:くすぐったさは、心地よさと近いが同じではない
くすぐったさには、軽く触れられたときの、むずむずした感じと、強めに触れられたときの、笑いが出る感じの、2つの種類があると、古くから研究者が区別してきました。脇腹は、どちらの種類も起きやすい場所です。
自分で自分をくすぐってもくすぐったくなりにくいことも、よく知られています。くすぐったさには、「次に何が起きるか分からない」ことが関わっているといわれます。そのため、緊張しているときや、相手に任せているときのほうが、強く出やすい面があります。
くすぐったい場所が、そのまま性感帯になる、と決まっているわけではありません。安心できる状態でゆっくり触れられると、くすぐったさが心地よさに変わる人もいますし、変わらない人もいます。変わらなくても、体に問題があるわけではありません。
嫌なとき・痛いときの伝え方
くすぐったいのに笑いながら耐えていると、相手には「楽しんでいる」と見えることがあります。笑っていても、嫌なときは、はっきり言葉で伝えて大丈夫です。
触れていなくても脇腹が痛む、背中側から脇腹にかけて重く痛む、発熱や吐き気を伴う、という場合は、内科や泌尿器科などで相談できる状態です。肋骨の下を触られて痛いときも、無理に受け入れず伝えてください。
言い方の例
- 「笑っているけど、嫌なの。やめて」
- 「くすぐったいから、そこはいい」
- 「触るなら、もっとゆっくり、広くお願い」
「笑い声は、OKの合図ではない」と、あらかじめ伝えておくのも一つの方法です。
となりの部位
よくある質問
脇腹がくすぐったいのは、性感帯だからですか?
くすぐったさと性感帯は、重なることがありますが、同じではありません。くすぐったいだけの人も、普通にいます。
くすぐられると、笑いが止まらず苦しくなります。
強いくすぐったさは、息が苦しくなることがあります。苦しいときは、すぐにやめてほしいと伝えて大丈夫です。
自分で触っても何も感じないのは、なぜですか?
自分の動きによる刺激は、予想がつくために、感じ方が弱くなることが知られています。人に触られるときと違うのは、自然です。
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