耳のどこが敏感なのか
耳は場所によって作りが違います。耳たぶには軟骨がなくやわらかく、縁やくぼみの部分は軟骨の上に薄い皮膚がのっています。耳のうしろは、骨の出っぱりに近く、髪の生え際につながります。
耳のまわりの皮膚の感覚は、いくつかの別々の神経が分担しています。そのため、耳たぶは平気でも、耳のうしろは苦手、ということが起きます。
耳は触覚のほかに、音も受け取る場所です。耳もとでささやかれる、息がかかる、という刺激は、触れていなくても届きます。耳が性感帯と言われるとき、触覚と音の両方が混ざっていることが多いと考えられます。耳の穴の奥はとても傷つきやすいので、指や綿棒、とがったものを入れる必要はありません。
感じ方の個人差:触れ方が理由か、音や息が理由か
耳が好きな人の中にも、触れられるのが好きな人、息や声が好きな人、その両方が好きな人がいます。苦手な人も同じで、耳に触れられるのがくすぐったい人と、耳もとの声や息づかいが苦手な人は別です。
音に敏感な人は、小さな声や息づかいが強く響いて不快に感じることがあります。それは感覚の特徴で、おかしなことではありません。
耳だけの感じ方を、年齢や月経周期ごとに比べて数字にした確かな資料は、このサイトでは用意できていません。耳が性感帯になる人の割合は、書けません。
苦手なとき・痛いときの伝え方
耳が痛い、耳だれがある、聞こえにくい、耳鳴りが続く、というときは、触れられるかどうか以前に、耳鼻科で相談できる状態です。ピアスの穴や、軟骨にあけたピアスの周りは、傷が治りにくく、触れられると強く痛むことがあります。
伝えるときは、「触れ方」と「音や息」を分けると、相手に具体的に伝わります。
言い方の例
- 「耳に触られるのは苦手。肩なら大丈夫」
- 「耳もとで話されると、ぞわっとして落ち着かないの」
- 「ピアスのところは痛いから、反対側にして」
理由を説明できなくても大丈夫です。「なんとなく苦手」で十分に伝わります。
となりの部位
よくある質問
耳に息をかけられたり、ささやかれたりするのが苦手です。
音や湿り気、においが苦手という人もいます。触れ方の問題とは別に、感覚の好みの違いとして考えて大丈夫です。
耳が痛いときに触れられても大丈夫ですか?
痛みや耳だれがあるときは、触れられるのを休み、耳鼻科で相談するほうが安心です。
耳が性感帯でないのは、おかしいですか?
おかしくありません。耳が心地よい人もいれば、何も感じない人もいます。
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