尾てい骨は、体のどこにあるか
尾てい骨(尾骨)は、背骨のいちばん下にある、小さな骨です。その上に、骨盤の真ん中を支える、三角形の仙骨があります。おしりの割れ目の上のあたりが、ちょうどこの部分です。
皮膚のすぐ下に骨があり、ふくらみが少ないため、触れられるとき、骨に当たる感覚があります。指で押されると、痛みを感じやすい人もいます。
感じ方の個人差:場所が場所だけに、触れ方の質が左右する
背中の下のほうを、手のひらでゆっくりなでられて、このあたりが心地よいと感じる人もいます。一方、尾てい骨のあたりは、骨が近く、強く押されるとただ痛いだけの人もいます。
座ったときに、尾てい骨に体重がかかるため、長く座ったあとは、触れられると痛みやすくなることがあります。気持ちの面でも、体の中心に近く、性器に近い場所のため、触れられるのは恥ずかしい、緊張すると感じる人もいます。
このあたりが性感帯と感じる人の割合を、数字で示した確かな研究は、このサイトでは用意できていません。「感じるはず」という前提は置かないでください。
嫌なとき・痛いときの伝え方
座るとき、立ち上がるときに、尾てい骨のあたりが痛む状態は、尾骨痛と呼ばれ、転んで尻もちをついたあとや、出産のあとなどに起きることがあります。痛みが長引くときは、整形外科で相談できます。
もう一つ、おしりの割れ目の上のほうに、小さな穴や腫れ、膿が出る、触れると強く痛む部分があるときは、皮膚科や外科で相談してください。毛の生え際にできる、毛巣洞と呼ばれる状態のことがあります。
言い方の例
- 「骨のところは痛いから、押さないで」
- 「そこは恥ずかしいから、触らないで」
- 「座っていたから、今日は腰から下がつらいの」
触れる場所に迷う相手がいたら、「ここまで」と線を、先に決めておくのも一つの方法です。
となりの部位
よくある質問
尾てい骨のあたりが性感帯と聞いたのですが、何も感じません。
何も感じない人もたくさんいます。「感じるはず」と思わなくて大丈夫です。
座ると尾てい骨が痛いのは、触れ合いに関係しますか?
痛みがあるときは、触れられるのが痛い場合があります。長引くときは、整形外科で相談できます。
尾てい骨のそばに腫れや痛みがあります。
皮膚科や外科で相談できます。自分で押したりつぶしたりせず、診てもらってください。
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