太ももの内側は、どこからどこまでか
太ももの内側は、ひざの内側の少し上から、脚の付け根の手前までを指します。足を閉じたとき、太ももどうしが触れ合う面です。
外側に比べて、皮膚が薄くやわらかく、日光にもあたりにくい場所です。歩くたびに左右がこすれやすく、夏には、汗でかぶれることもあります。脚の付け根との境目は、はっきりした線ではありません。
感じ方の個人差:位置が近づくと、気持ちが変わる
太ももの内側は、くすぐったさと心地よさが、紙一重になりやすい場所です。毛のある皮膚には、ゆっくりなでたときに反応する細い神経があり、1秒に1〜10センチほどの速さが心地よいと評価された研究があります(2009年・腕の皮膚で調べたもの)。太ももにもあてはめて考えられますが、この場所を調べた結果ではありません。
この場所が特有なのは、位置が上がるほど、性器に近づく点です。ひざに近いあたりは平気でも、付け根に近づくと、緊張して体がこわばる人もいます。その緊張は、体が自分を守る反応としても自然なもので、おかしなことではありません。
太ももの内側を性感帯に挙げる人がどのくらいいるか、確かな数字は、このサイトでは用意できていません。
嫌なとき・痛いときの伝え方
歩くたびにこすれる、赤み、ヒリヒリ、かゆみがあるときは、皮膚がかぶれている可能性があります。触れられると痛いので、肌が落ち着くまで休んでかまいません。
太ももの内側に、しこり、強い腫れ、熱を持った赤み、ふくらんで浮き出た血管があるときは、皮膚科や血管外科などで相談できる状態です。片側のふくらはぎから太ももにかけて、腫れて痛むときは、早めに医療機関で相談してください。
伝えるときは、位置に線を引くと、相手も分かりやすくなります。
言い方の例
- 「ひざの上までなら大丈夫。そこから先はやめてほしい」
- 「今日は擦れて痛いから、触らないで」
- 「くすぐったいから、もう少しゆっくり」
線は、その日の気分で変えてかまいません。昨日は平気だったことが、今日はそうでなくても、おかしくありません。
となりの部位
よくある質問
太ももの内側がくすぐったいだけです。
くすぐったさと性感帯は、重なることもありますが、くすぐったいだけで変わらない人もいます。
付け根に近づくと、体がこわばります。
緊張は自然な反応です。位置の線を伝えることで、安心して過ごせる範囲を決められます。
擦れて赤くなっているときは?
触れられると痛いので、肌が落ち着くまで休んでかまいません。赤みが強い、膿がある場合は、皮膚科で相談できます。
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