脚の付け根は、体のどこにあるか
脚の付け根は、下腹部と太ももの間にある、斜めのくぼみのあたりで、そけい部と呼ばれます。立っているとき、座っているときで、しわの深さが変わります。
このあたりには、そけいリンパ節と呼ばれる、体を守るはたらきをする小さな組織があります。ふだんは、触れてもほとんど分かりません。また、下着のゴムや、月経用品、衣類の締めつけで、跡がつきやすい場所でもあります。
感じ方の個人差:近さが、心地よさにも緊張にもなる
脚の付け根は、性器にとても近い場所です。そのため、触れられると、心地よい期待を感じる人もいれば、守りたい気持ちが強くなって体がこわばる人もいます。どちらも、体の自然な反応です。
この場所の感じ方は、そのときの気持ちに大きく左右されます。相手を信頼していて、自分のペースで進められているときは平気でも、急に触れられたり、断りにくい雰囲気だったりすると、同じ場所でも、強い不快感になります。
むれ、かぶれ、剃毛や脱毛のあとの埋没毛や毛嚢炎があると、触れられるだけで痛む人もいます。脚の付け根が性感帯と感じる人の割合を示せる、確かな数字は、このサイトでは用意できていません。
嫌なとき・痛いときの伝え方
脚の付け根に、ふくらみ、しこり、立つと出てくる腫れ、強い痛み、熱を持った赤みがあるときは、触れ合う前に、内科、皮膚科、婦人科、外科などで相談できる状態です。立つとふくらみ、横になると引っ込む腫れは、そけいヘルニアのことがあり、女性にも起こります。
線の引き方は、「ここまでならいい」と先に言うほうが、「やめて」を後から言うより、相手も混乱しません。ただし、後から気持ちが変わったときは、その時点で何度でも言い直して大丈夫です。
言い方の例
- 「脚の付け根は、今日はやめておきたい」
- 「太ももまでならいい。そこから上は、まだいい」
- 「そこは、むれて痛いから、触らないで」
線を言葉にするのが難しいときは、相手の手を、そっと別の場所へ動かす、という伝え方もあります。体で断ってよいのです。
となりの部位
よくある質問
脚の付け根を触られると、緊張して体が固まります。
自然な反応です。無理に慣れようとせず、「今日はここまで」と線を引いて大丈夫です。
脚の付け根に、ふくらみを感じます。
立つとふくらむ、押すと痛いなど、気になるふくらみがあるときは、早めに医療機関で相談できます。
脱毛のあとのブツブツが、触れられると痛いです。
埋没毛や毛嚢炎のことがあります。触れられると痛む間は、休むほうが楽です。ひどいときは、皮膚科で相談できます。
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